【プレスリリース】モデルラン藻の糖代謝酵素はラン藻の中で仲間外れ

○明治大学大学院農学研究科環境バイオテクノロジー研究室の伊東昇紀(博士前期課程1年)、小山内崇(専任講師)の研究グループは、ラン藻の6-ホスホグルコン酸脱水素酵素という糖代謝酵素の1つのアミノ酸が2つの性質を決定することを明らかにした。

○モデルラン藻であるシネコシスティスの6-ホスホグルコン酸脱水素酵素は、42番目のアミノ酸が同じグループのラン藻と異なり、仲間外れであることがわかった。



○シネコシスティスの6-ホスホグルコン酸脱水素酵素における42番目のアミノ酸の置換は、基質であるNADP+に対する親和性と、阻害剤であるNADPHの阻害様式を変化させた。

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