タイトル: Genomic SELEX screening of regulatory targets of Escherichia coli transcription factors.
(Tomohiro Shimada, Hiroshi Ogasawara, Akira Ishihama)
https://link.springer.com/protocol/10.1007%2F978-1-4939-8675-0_4
解説：微生物の遺伝子発現は主に転写の段階で制御されています。その制御は転写装置であるRNAポリメラーゼおよびシグマ因子や転写因子などの転写制御因子と、遺伝子がコードされているゲノムDNAとの相互作用によって行われます。本論文は、転写制御因子の機能同定のために、そのゲノム上の結合領域を網羅的に解析するために独自に開発した手法、Genomic SELEX法の詳細な実験手法を記述したものです。
また、本論文はSpringer社から出版されるハードカバーの実験書、”Bacterial Chromatin” （微生物のゲノム構造を解析するための実験書）の49-69ページにも掲載されます。
なお、本研究は法政大学 石浜 明 名誉教授、信州大学 小笠原寛 助教との共同研究です。
応用生化学研究室ホームページ http://www.isc.meiji.ac.jp/~tomoshimada