農芸化学科・食品工学研究室の千葉朋也さん(4年)が、オンラインで8月24日~26日に開催された公益財団法人日本食品科学工学会(会員数2700名)第69回大会の若手の会ポスター発表(約100題)にて、8題の優秀ポスター賞の1つとして選ばれました。本学会で学部生が受賞するのは非常に珍しいことです。
千葉朋也さんの発表題目は、「パスタのおいしさを表現するオノマトペ食感の見える化~物性・構造・成分の相関~」です。食品のおいしさに重要な食感に関する研究です。パスタのおいしさを表す感性的食感表現として、「もちっと」「プリっと」「つるっと」がよく用いられています。これらの感性食感がどのような知覚食感の組み合わせにより認知されているのか、さらにその知覚食感がどのような力学的特性・構造変化・構成成分から示されているのかを明らかにしました。特に、タンパク質であるグルテン構造の違いと食感の関係を示しました。
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