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【論文掲載】久城准教授らのグループが、ニガウリの苦味成分の生合成に関わる酵素を解明しました。 | 明治大学 農学部農芸化学科

【論文掲載】久城准教授らのグループが、ニガウリの苦味成分の生合成に関わる酵素を解明しました。

ニガウリ(ゴーヤ)は苦味が特徴の野菜であり、その苦味成分はククルビタシン類と呼ばれるトリテルペノイド化合物です。これらは炭素骨格が高度に酸化修飾された分子構造を有しており、抗がんや抗糖尿病作用を示すなど、ニガウリは健康食品としても注目されています。今回、ニガウリのククルビタシン類の生合成に関与するシトクロムP450酸化酵素の同定に世界で初めて成功しました。これらP450酵素は、通常の反応とは異なるアリル位の酸化を触媒し、生じたアリルアルコールが非酵素的に脱OH化することで異性化を引き起こし、ゴーヤのククルビタシン類に特徴的に見られるエーテル環構造の形成を行うことを明らかにしました。

研究成果は、米国の国際誌「Journal of Biological Chemistry」2019年12月6日号に掲載されました。

論文はこちら

https://www.jbc.org/content/294/49/18662.short

本研究は、明治大学農学部の久城哲夫准教授と、かずさDNA研究所の鈴木秀幸研究員のグループとの共同研究により実施されました。

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