2026年9月に新潟大学で開催された日本応用糖質科学会大会において、農学部農芸化学科発酵食品学研究室(山田千早准教授)に所属する梅影涼太さん(大学院博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。発表演題、発表者、ならびに研究内容は以下の通りです。
梅影 涼太、石川 愛海、Maher Abou Hachem、本多 裕司、北岡 本光、山田 千早
「GH136グライコシンターゼ酵素によるLNT合成の条件最適化」
研究内容
ヒト母乳には、乳児の腸内細菌叢形成などに重要な役割を果たすヒトミルクオリゴ糖(HMO)が含まれています。本研究では、HMOの基本骨格の一つであるラクト-N-テトラオース(LNT)について、2種類の異なる特徴を有するGH136グライコシンターゼを利用した効率的な酵素合成法を開発しました。反応条件の最適化により、LNTの合成収率を最大80%まで向上させました。さらに、酵素エンジニアリングにより糖鎖を伸長させ、6糖のオリゴ糖の合成にも成功しました。これらの成果は、多様なHMOの効率的な合成と機能研究への応用が期待されます。
日本応用糖質科学会HP
https://jsag.jp/
農芸化学科発酵食品学研究室HP
https://yamada-lab.labby.jp/