明治大学大学院農学研究科環境バイオテクノロジー研究室の西井 麻貴(博士前期課程2年・発表当時)、小山内 崇准教授らの研究グループは、紅藻シアニディオシゾン (シゾン) のクエン酸シンターゼの生化学的な性質を明らかにし、シゾンのクエン酸シンターゼが高い触媒効率をもつことを発見しました。
本研究で示されたCmCS4の高い触媒効率は、シゾンが酸性環境下でより多くのATP (エネルギー) を生産するために、効率的なクエン酸回路を有していることを示唆しています。本研究は、真核藻類におけるCSの触媒効率や金属塩よる阻害などの知見を提供します。
本研究成果は、2023年3月8日発行の米国化学会の国際誌「Plant Molecular Biology」に掲載されました。
明治大学大学院農学研究科 西井 麻貴(博士前期課程2年)、小山内 崇(准教授)らのグループによって行われた本研究は、JST戦略的創造研究推進事業先端的低炭素化技術開発ALCA、JSPS科研費基盤B(代表小山内崇)の援助により行われました。
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論文
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