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【論文掲載】栄養生化学研究室の研究成果がScientific Reports誌に掲載されました | 明治大学 農学部農芸化学科

【論文掲載】栄養生化学研究室の研究成果がScientific Reports誌に掲載されました

明治大学農学部農芸化学科栄養生化学研究室の金子賢太朗(専任講師)は、京都大学との共同研究により、緑葉ペプチドによる抗肥満作用を明らかにしました。

 

レプチンは脂肪細胞から分泌され脳の視床下部に発現するレプチン受容体に作用することで、食欲を抑制し体重を減少させる抗肥満ホルモンです。しかし、肥満症患者ではレプチンの抗肥満作用が減弱するレプチン感受性障害(レプチン抵抗性)が知られています。今回、ホウレンソウなどの緑葉タンパク質を消化管酵素消化することにより生成するペプチドが、視床下部レプチン感受性を増強することを発見いたしました。さらには、経口摂取することにより高脂肪食摂取による体重増加を抑制できることを明らかにしました。さらに緑葉ペプチドによるレプチン感受性の増強作用は、高脂肪食摂取による視床下部Rap1活性化や炎症反応の抑制によることなども明らかにしております。本研究は、環境負荷の低い緑葉植物由来の機能性成分が生活習慣病予防をはじめとした機能性食品開発のターゲットとなり得ることを示しています。本研究成果はScientific Reports誌に掲載されました。

 

論文はこちら

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35597815/

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