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【論文掲載】ケミカルバイオロジー研究室の研究成果がJBC誌に掲載されました | 明治大学 農学部農芸化学科

【論文掲載】ケミカルバイオロジー研究室の研究成果がJBC誌に掲載されました

明治大学農学部農芸化学科ケミカルバイオロジー研究室の横川大祐(博士後期課程1年)、佐賀裕亮(助教)、久城哲夫(教授)は、ストラスブール大学(フランス)、フロリダ中央大学(アメリカ)との共同研究により、糸状菌の新規ステロールアミノ酸誘導体を明らかにしました。

 

当研究グループは以前、糸状菌のアミノアシルtRNA合成酵素の一種であるアスパルチルtRNA合成酵素に、他の生物には見られない糸状菌特異的なドメイン(DUF2156)が付加した酵素(ErdS)を見出し、これまで発見されたことのない新規細胞膜脂質成分であるエルゴステリルアスバラギン酸(Erg-Asp)を生合成することを明らかにしました。今回、さらにDUF2156ドメイン単独の酵素をコードする遺伝子ergSを見出し、機能解析の結果、ErgSは別のアミノ酸誘導体であるエルゴステリルグリシン(Erg-Gly)を生合成することを見出しました。Erg-Aspに加えてErg-Glyが発見されたことで、これら新規ステロールアミノ酸誘導体の生理作用の解明が期待されます。本論文はJBC誌のEditor’s Pickに選ばれました。

 

論文はこちら

https://www.jbc.org/article/S0021-9258(22)00097-7/fulltext

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