明治大学 農学部 農芸化学科 食品機能化学研究室(戸田安香特任講師、石丸喜朗准教授、中北智哉助教)とマックスプランク鳥類研究所(Maude Baldwin博士)は、東京大学、岐阜大学、北海道大学等と共同で、現在生息する鳥類の約半数を占めるスズメ目鳥類の味覚受容体を解析しました。その結果、スズメ亜目鳥類の旨味受容体が糖を認識する機能を獲得していることを明らかにしました。味覚受容の変化に伴い、花蜜を有用な食糧源として活用できたことが、このグループの繁栄に貢献した可能性が示されました。
(写真提供:戸田安香)
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