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【論文掲載】生物機能化学研究室の瀬戸義哉専任講師が共同執筆した総説がThe Plant Journal誌に掲載されました | 明治大学 農学部農芸化学科

【論文掲載】生物機能化学研究室の瀬戸義哉専任講師が共同執筆した総説がThe Plant Journal誌に掲載されました

ストリゴラクトンは、枝分かれを制御する植物ホルモンとして機能するテルペノイドラクトンに属する低分子シグナル分子です。ストリゴラクトンは、もともと根寄生植物の発芽を誘導する宿主由来のシグナル分子として見つかっており、ストリゴラクトン、という名前も、代表的な根寄生植物である、Striga(ストライガ)に由来します。さらに、ストリゴラクトンは、アーバスキュラー菌根菌とよばれる植物と共生する土壌微生物との共生シグナル分子として機能することも明らかとなっています。植物ホルモンとしての作用は、2008年に見出されており、これら三つの生理作用の中で、最も新しく見出された作用ということができます。ストリゴラクトンの植物ホルモン機能の発見は、それまで未解明であった、本分子の生合成経路の解明を飛躍的に進展させるとともに、2008年以降10数年の間で、信号伝達メカニズムや、輸送に関しても新たな知見が続々と得られてきています。本総説では、ストリゴラクトンに関して、主に、「生合成」「輸送」「受容」の三つの点に焦点を絞り、最新の成果に至るまでを詳細にまとめた総説となっています。

京都大学化学研究所の増口潔助教、山口信次郎教授との共同執筆となっております。

 

論文はこちら

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.15059

 

生物機能化学研究室ホームページリンク

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