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【論文掲載】ケミカルバイオロジー研究室の研究成果がGenes誌に掲載されました | 明治大学 農学部農芸化学科

【論文掲載】ケミカルバイオロジー研究室の研究成果がGenes誌に掲載されました

アミノアシルtRNA合成酵素(aaRS)は、生物のセントラルドグマである遺伝暗号の翻訳過程において、tRNAと対応するアミノ酸を結合させる中心的な役割を担っています。近年、真核生物においてaaRSに本来の機能とは異なる様々な二次機能が備わっていることが分かってきました。例えば、ヒトにおいてはガンの抑制や栄養シグナル、血管新生を担っており、このようなaaRSの二次機能には生物種特異的なドメインが関わっています。

 

本研究では、植物由来のaaRSの二次機能を探索する目的で、モデル植物であるシロイヌナズナのaaRS遺伝子を網羅的に調べたところ、ヒスチジルtRNA合成酵素(HisRS)とアスパラギニルtRNA合成酵素(AsnRS)に、植物にしかみられない特異的なドメインが発見されました。また、aaRSの不完全な断片配列が多数存在していることも分かり、これらのaaRSが植物において何らかの二次機能を有している可能性が示唆されました。

 

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(上図)シロイヌナズナより見出されたaaRSにみられる特徴的なドメイン。HisRSHALドメインとAsnRSWHEPドメインは植物特異的にみられる。

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