微生物遺伝学研究室の研究成果が、国際誌AMB Expressに掲載されました。
微生物によって環境汚染物質から環境に優しい物質へ変換する画期的な技術が開発されました。
PCB/ビフェニル分解菌Alcaligenes denitrificans A41株は,ビフェニルを分解してその炭素を生分解性プラスチックであるポリヒドロキシアルカン酸(PHA)に効率的に変換することができます。
フラスコに炭素源としてビフェニルのみを含む培地で増殖させ,十分に増殖したら,窒素源を含まない培地(炭素源としてはビフェニルのみを含む)に移すと,多量のPHAを蓄積します。
下の図のように細胞の中に白く見える顆粒が蓄積されたPHAです。
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