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栄養生化学研究室
Lab. for Nutritional Biochemistry

担当教員: 川端 博秋 准教授/農学博士

<研究略歴>

東京大学大学院農学系研究科博士後期課程修了(農学博士)
帝京大学医学部助手
米国アイオワ大学医学部Research Fellow,
米国カンザス大学医学部Research Fellow
明治大学農学部専任講師を経て現職

<主な担当科目>

栄養科学、栄養生化学、生化学・物理化学実験

<研究室所在>

第一校舎5号館6階606室

研究テーマ

体タンパク質の代謝調節に関する栄養学的・分子生物学的研究

ヒトを含めた動物の生命活動は日常の栄養素の摂取により支えられています。栄養素摂取の過不足は体内で様々な代謝変動やストレスを誘導することになりますが、当研究室ではこれをタンパク質代謝の面からとらえ、大きく次の3つのテーマに取り組んでいます。

1つは、肝臓のタンパク質代謝に関する研究です。肝臓は生体内において物質代謝の中心的な役割を果たしていますが、その機能は摂取する栄養素の種類と量に大きな影響を受けます。現在、Ketogenic Diet(低糖質・高脂質食)摂取時のラットから肝臓、筋肉、腎臓、小腸を試料としてプロテオーム解析を行い、どのようなタンパク質に発現変化があるか検討しています。また1つは消化管内腔に分泌される外分泌液の研究です。食事摂取に応答して分泌されるタンパク質が摂取する栄養の種類や摂取後の時間によってどのように変化するかを調べています。またもう1つは、安定同位体を用いた研究です。13Cでラベルしたグルコースを培養肝細胞の培地に加え、13Cが細胞中脂質成分の炭素骨格にどのように取り込まれるかについてGC/MSを用いたflux 解析をしています。

 

・研究室メンバー:修士2年2名;修士1年2名;学部4年8名;学部3年8名

研究業績

Analysis of functional xylanases in xylan degradation by Aspergillus niger E-1 and characterization of the GH family 10 xylanase XynVII

Yui Takahashi, Hiroaki Kawabata and Shuichiro Murakami

SpringerPlus 2; 447 (2013)

 

Identification and typing of Lactococcus lactis by matrix-assisted laser desorption ionization –time –of-flight mass spectrometry.

Kana Tanigawa, Hiroaki Kawabata, and Koichi Watanabe

Appl Environ Microbiol. 76; 4055-4062 (2010)

 

Proteomic characterization of the site-dependent functional difference in the rat small intestine.

Gotaro Iiizumi, Yuko Sadoya, Sayaka Hino, Naoki Shibuya, and Hiroaki Kawabata

Biochim. Biophys. Acta 1774; 1289-1298 (2007)

 

Degradation of oxidative stress-induced denatured albumin in rat liver endothelial cells.

Ryuji Bito, Sayaka Hino, Atsushi Baba, Miharu Tanaka, Haruka Watabe, and Hiroaki Kawabata

Am J Physiol Cell Physiol 289; C531- C542 (2005)

 

Isolation and characterization of denatured serum albumin from rats with endotoxicosis.

Ryuji Bito, Tatsumi Shikano, and Hiroaki Kawabata

Biochim. Biophys. Acta 1646; 100-111 (2003)